20代独身男性の5人に2人がデート未経験というニュースをテレビやネットニュースで見聞きした方も多いと思います。このデータが内閣府から出されているだけに信憑性があるのか?ないのか?調べてみました。
男女共同参画白書の調査とは
内閣府の調査(2022年6月14日に閣議決定した内閣府の男女共同参画白書)には様々なものがありますが、その中から特にメディア等で見聞きした方も多い以下の調査
20代女性のおよそ5割、男性のおよそ7割が「配偶者や恋人がいない」と答え「これまでデートした人数」について聞くと「ゼロ」と答えた人が、20代独身男性では39.8%、20代独身女性では25.1%に上る。
政府関係者は未婚や晩婚化、少子化への懸念を危惧しているようです。
調査対象は?
上記の調査結果は、どのような調査方法なのか?気になるところですよね。
調査対象は…
インターネットのモニター調査(アンケートサイトなど)に登録している人の中から、条件に合う人を無作為に2万人集め調査票に記入してもらう方法。
気になる点としては「モニター調査会社に登録している人」しか調査対象になっていない点です。極端な例えになりますが、パリピ系の人がモニター調査会社に登録すると思いますか?偏見かもしれませんが、調査対象に偏りがあるんじゃないかなぁと感じざるを得ません。
そもそもデートの定義とは?
男女共同参画局によると…
デートの定義はない
「食事や映画に行きましたか?」や「手を繋ぎましたか?」など細かくは聞いていない。思い出を振り返って「あれはデートだったかな?」といった個人の考えに委ねている。
デートの定義はないとのことですが、デートの線引きは個々の判断がバラつきそうなので難しそうですね。
時代背景の影響が大きいはず
この調査の結果を判断するには、過去のデータとの照らし合わせが必要なのですが、過去に全く同じ調査をしていないため比較対象がないようです。
現代において若者の恋愛離れは、わからなくもありません。
昔に比べてありとあらゆる物、事が便利になり、恋愛よりも楽しいことや、打ち込めることが沢山ありますからね。
自分ではコントロールできない恋愛よりも、好きなことに打ち込める環境が整っている背景があるのではないでしょうか。
さいごに
少子化問題の調査として危惧されるような結果となりましたが、その調査方法が最適とは思えませんが「恋愛は面倒臭い」という人が増えているのも事実です。
恋愛は面倒臭いとか、煩わしいとわかっていながらも、気になる人が現れることもあるはずです。
「恋愛」というひとつの括りに凝り固まらずに、自然体で相手への感情を表現できれば、それは素敵な恋愛なのではないでしょうか。
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